2008-05-20

えっくすいこーる?

博士の愛した数式を読みました。
記憶が80分しか持たない数学者のところにきた
家政婦とその子供がなんやかんやするお話。

これはいい純文学。
純文学というのは、芸術やら形式やらに重きを置く小説、
ってwikipediaがいってた!

ふと、ミステリの定義を考えたらあやふやだったので
調べてみたら、謎があってそれを解決するものがミステリ、
ってはてながいってた!

すらすらと読めてしまいました。たまにはこういうのもいい!
たまに数字が出てきますが、たいしたことはありません。
中学生レベルで普通に理解できる範囲です。
完全数やら、友愛数やら、おもしろいですね。

博士と家政婦の最初の会話。

「君の靴のサイズはいくつかね」
「24です」
「ほお、実に潔い数字だ。4の階乗だ」

こういう会話がおもしろいと感じればいいかもしれません。
読み終わったら、すっきりとした感じになったなぁ。